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白夏ゲスト
父とはあまり話をしない、そもそも父は寡黙気味でおちゃらけたお話が苦手な人。
今日たまたま父に服を買っていった。以前好んできていたものと似ていて、そろそろ替え時だったのと、最近寒いので暖かくなってくれたらと思って。
色々ご飯やら買い物やらをして帰ったあと、何気なく渡すと
そこから喧嘩が始まった。その日はたまたま家の愚痴を母と話すことが多く、父が母や私がご飯を作っても、なにか手伝ってあげても「ありがとう」を絶対に言わないことや、失敗や迷惑をかけても「ごめん」のひとつも言わないよね、などと話していた。
そんな話をしていたこともあり、イライラとした感情を持ったまま帰宅してしまったため、父へ服を渡す時に傍から見たら投げ渡したように見える渡し方をしてしまった。
そこは私が悪い。けれどその後父は「なんだこれ」と不機嫌そうに何度も言った。イライラしていたのと言い方がカチンときて、思わず「なんでそんな言い方するの!」と言い返してしまった。これも私が悪い。
けれどその後母が来て、父に服を買ってきた理由と着て欲しいと言いながら服に手をかけると、それに気が触ったのか父は「こんなもの買ってきて欲しいなんて言っていない!」と激怒した。
あまりの物言いにショックを受けた。
この後も「こんなもん要らない」や「俺は一言も頼んでない」と言い始めた。どんなに説明をしたり、なんでそんなことを言うのかと問いただしても話が通じない。私がおかしいのかと思い、関係の無い妹を連れてきて第三者目線で見てもらった。そしたら父が的を得ていないおかしな話ばかりしていることが分かった。
その間にも話していたが、あまりのショックと物言いに私が泣き出すと「うるせえな!なんで泣いているんだ」と言い出した。
あまりの酷さに泣きながら「どうしてそんな酷いことを言うの」と言うと「ああ、悪かったよ!」と投げやりに答える。
妹いわく開き直ったように言っている。誰がどうみても反省しても理解しているようにも見えず、ただただ早く面倒事を終わりにするために言っているようでまた悲しくなってしまった。
どうにも話が通じず、一旦お開きになった(父はベットへ)が、そこで父以外の家族と話していると”父が認知症ぽい”という話が出た。
以前妹が父にバナナを「はい、お父さんの」と渡したあとすぐ「これはなんだ」と聞いてきたことがあったらしい。妹は「これはバナナで、これはお父さんのだよ」と答えると理解したらしい。
それ以外にも父は癌を患っており、先生から説明を受けることがあるが、説明が終わったあと、母に「先生はなんて言っていたんだ」と聞くこともあった。
なんだか父から言われたショックなことと、父がもしかしたら認知症かもという驚きとで死にたくなってしまった。
話が通じない、ということにとても辛く感じた。
訳が分からないほど何故かとてもとてもショックを受けた。考えても仕方がないけれど本当に不安でショックであった。
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