王道を征きたくないっていう、ただの私の癖も混ざってるけど
自殺が法で実質的に許されるみたいなのは、どうかと思う
本気で死にたがってるなら自殺を止める理由はないし、自殺したら罰則があるというわけじゃないけど
もし、いつでも誰でも、お金を払えば、誰にも迷惑をかけずに死ねるっていう時代になったら
死ぬことに、今まで以上に理由が必要になりそう
「誰もが死ねる」ってことは、「誰も死なせない」っていう風に社会が変わっていくだろう
辛くても、調子のいい言葉で引き止められて、結局ずるずると生き、状況は変わらない、なんてことも起こりうるのだ
また、死のハードルが下がると、
(死にたいけど迷ってる≒死にたくない)=死なない=生きている=悩みの一つもない
みたいに思われやすくなってしまうのではないだろうか
あと、死ぬのが難しい方が、(死後があるかは知らないけれど)死んだときに達成感がありそう
だから私は、安楽死制度があっても、それに頼らないつもりだ