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いろはゲスト
今まで留年も浪人もせず、現在大学4年生、残す単位は卒業研究のみ、就活も、第1志望群の企業から内定をいただいて、それなりに順風満帆といえる人生を送ってきました。
ですが、卒業研究に全く集中できず、進捗が著しく遅れているとはいえ、期限までまだ時間がある段階で、実験の実施を断念しました。
クオリティを下げるなりして、実施することはできたはずで、担当教員の方もそうおっしゃっていました。しかし、大して頑張ってもいないのに、これ以上頑張れない、頑張りたくないと感じてしまい、留年する考えを伝えました。情けなくて申し訳なくて、死にたくなりました。何も手につかず、寝て、起きて、ぼんやりして、また寝るだけの生活が続きました。
頑張った結果ダメだったなら仕方ない、なんとしてでも、もう1年頑張って卒業するという態度なら応援してあげられるけど、その状態じゃあ、留年しても同じことを繰り返すだけじゃないの?見通しは立ってるの?と父に言われました。
その通りだと思いました。本当に苦しくて、今後、上手く生きていける自信がなくて、死にたいという思いが強まりました。
思いつきで、自室にあるものでできる範囲で擬似首吊り(片足は踏み台に乗せたまま、もう片足は下ろす)を試みました。
擬似なのに、とても苦しくて、あぁ、本当に死ねるんだなと感じました。上手くいけば苦しくないという話を目にしましたが、それには入念な準備が必要で大変そうだな、という陳腐な感想を抱きました。中途半端に生き残って後遺症が残ることや、腫れ物扱いされることも恐ろしいです。かといって、確実な方法を試す度胸はありません。死にたい=今の状況から抜け出したい、生まれ変わりたい、です。
私は必死で逃げる方法を探しました。死にたい気持ちを紛らわせるために、インターネット上で吐き出したり、SNS相談を利用したりしました。自分がふとした時に、今度は本当に衝動的に死んでしまわないように、精神科に行きました。家族には隠していたのですが、ひょんな事からバレてしまい、気まずかったです。今度、ADHDの検査を受けてみます。違ったとしても、大切なのは自分の向き不向きを知ることです。
今までは、なんとなく生きてきました。自分の実力でいける高校、自宅から通える国公立の大学、就職に有利そうな学部、学部の内容に準じた企業。親孝行だね、安泰だねと言われました。世間一般の普通をなぞってきました。
ですが、最後の最後になって、研究がまともに出来ませんでした。社会で必要とされてるから、社会のためになるからと、3年間学んできて、それが無駄になることが怖くて、考えないようにしていましたが、私はこの学部に向いてはいなかった、好きではなかったのです。3年間、成績も良い方じゃん、と言われましたが、好きと出来るは違うのです。反対の例で言えば、私は音楽や絵が好きですが、決して得意ではありません。
私は見栄っ張りで、人に頼ることが苦手です。人目を気にして、怒らせたり困らせること、気を遣わせることが恐ろしいです。好きではないことに対しての集中力がほとんど持続しません。今までは、ほぼ一夜漬けに近い形で乗り切ってきましたが、社会に出てからはとても通用しません。1年留年したところで、きっと卒業することはできません。
私が本当にしたいことは何か、何なら出来るか考えてみました。そして、3年間続けた居酒屋のホールのアルバイトが浮かびました。私は要領が良い方ではないため、最初は失敗ばかりで迷惑をかけ、それが情けなくて勤務中に泣いてしまったこともあります。やめたいと思ったこともありましたが、それを乗り越えて、ホールのメインを任されるようにまでなったのは、バイト先の人たちが好きで、業務内容が好きだったからだと思います。
私は、デスクワークが苦手だと思います。周りに人がいる環境で、黙々と集中して作業をすることができません。反対に、身体を動かすこと、接客をすることが好きです。
衝動的に色々なことに手を出しますが、飽き性で、長続きしない反面、好きなことには寝食を忘れて没頭します。これらのことから、私はリゾートバイトがしたいと思うようになりました。肩書きはフリーターです。世間的に、評価は決して良くないと思います。そして、コロナでその求人数は減っています。若いうちは重宝されても、後々は働きづらくなるかもしれません。厳しい状況に置かれるでしょう。それでも、好きなことに対する自分の執念深さを信じてみたいと思います。
さて、直近で考えるべきことは大学の卒業です。正直に言うと、私は卒研への熱意はもう一切なく、中退してしまっても良いと考えています。しかし、家族が世間体を気にすること、万が一気が変わった時に選択肢が少しでも広げたいことから、大卒資格は取っておきたいです。そこで、通信制大学への編入を思いつきました。大学3年間の単位の大多数を認めてもらい、4年次編入をするのです。卒論は任意の場所を選び、取らないことにします。
正直、通信制大学をきちんと1年で卒業できるかはわかりません。けれど、留年して卒研をやって卒業するよりは、はるかに可能性が高いと思います。好きでもなく、集中できない1つのテーマについて苦しみながら取り組むよりも、まだ知らないいくつかのことを、学びたいと思います。
と、様々な屁理屈を並べてきましたが、要するに、私は卒研をやりたくないのです。好きでもないことから逃げたいのです。これから先、そんなんじゃやっていけない、という言葉に、死にたくなることもありました。でも、それなら逃げ続けてやろうと思いました。
普通ではないし、理解されないことも多いと思います。どうせ留年で、いわゆる普通から外れるのです。一度外れたら、もう怖いものはないです。初めて自分の本当の意思で、道を選んだからには、後悔はしないように全力を尽くします。
母親には話しましたが、父親を説得するのは骨が折れそうです。担当教員や、相談に乗ってもらった大学のカウンセラーの方、内定をいただいた企業に伝えるのは怖いです。でも、もう意思は変わりません。死ぬくらいなら、環境を全て一新して生まれ変わってやろうと思います。社会のためなんて高尚な思いを捨てて、自分のために生きてやろうと思います。
最後に、私は死にたい時、1人だとどんどん悪い方向に考えが傾き、怖くてたまりませんでした。かといって、家族には言い出せず、電話相談も怖くてSNS相談や掲示板に頼りました。死にたい時は、何もしたくなく、どんな言葉にも傷ついていました。こうしたら?というアドバイスには、そんな気力すらない自分が情けなくなり、大丈夫、上手くいくよという励ましには、根拠もないのにとてもそうは思えないと落ち込みました。
結局して欲しかったのは、共感すること、認めてもらうこと、どうしたいか引き出してくれることでした。私は、本当に先が見えず、どうしたらいいかなんてわからない状況で、どうしたいか、なんて自分からは言い出せませんでした。どうしたいの?と聞いてもらえても、何も考えられない状態なら、一緒に考えてほしかったです。見えていないだけで道はいくらでもあるよ、と示して欲しかったです。
長々と失礼しました。めちゃくちゃな考えですが、自己満足のための、一連の記録と、決意のために残しておきます。読んでくださった方、ありがとうございました。
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ナオゲスト
いろはさん、今までよく頑張ったんですね
( ´・・)ノ(._.`)よしよしです😊
頑張り過ぎないように(❁´◡`❁)応援してます
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