
たらいま~~~~~~~~~~!
リビデさん、もさん、すみません。
謎のメロンパンにはいろいろな説があるそうで、
ー メロンパン THE ORIGIN2 ー
年代、老若男女を問わず人気のメロンパンですが、その歴史はあまり知られていないのではないでしょうか。ここからは、メロンパンの発祥や形、呼び名についての歴史を調べてみましょう。
発祥は日本
メロンパンは、日本発祥の菓子パンといわれています。1930年代、神戸のパン屋さん「金生堂(きんせいどう)」が発売した、表面がひび割れていて格子状の模様が付いた丸い形のパンが、日本で最初のメロンパンとされています。
また、アメリカ経由で入っていたメキシコの「コンチャ(スペイン語で貝・貝殻の意味)」という甘いパンの形がメロンパンと似ており、それをルーツとする説もあります。
その他、旧ソ連の構成国であったアルメニア出身の帝国ホテルのパン職人が、フランスの焼き菓子であるガレットと、ロシアの伝統的なパンの製法を組み合わせて生まれたという説など、メロンパンの発祥には諸説あるようです。
地域によって違う形や呼び名
形や呼び名についても地域によって違いがあります。 東京や日本の多くの地域では、丸いドーム型のメロンパンがおなじみですが、京都、滋賀、兵庫、高知、大阪などの西日本の一部では、洋食店でライスの形作りをする食型で成形したラグビーボールのような形のパンが「メロンパン」と呼ばれることもあるそうです。
後者はビスケット生地は使わず、中にはマーガリンを加えた白餡(京都や神戸)やカスタード(広島)が入っているものもあります。
また、京都、滋賀、広島、愛媛、兵庫などの西日本の一部では、ドーム型のメロンパンを「サンライズ」という名前で呼ぶ地域もあります。その理由は、前述したメロンパン発祥のパン屋さん「金生堂」で、ドーム型のメロンパンを「サンライズ」と命名して販売したから。サンライズの由来は、旭日旗を模してパンの表面に線を入れた模様から、日の出を表現すべく名付けられたのだそうです。
■メロンパンの名前の由来
メロンパンの名前の由来
メロンパンの名前の由来 ※写真は「本物のメロンを使った究極のメロンパン10個 」(パン工房ファリーナ)
今ではおなじみのメロンパンという呼び方ですが、どうしてメロンパンと呼ばれるようになったのか、その由来にはいくつかの説があるようです。
見た目がメロンと似ている
丸い形と格子状の模様が入った焼き上がりがマスクメロンに似ていることからメロンパンと呼ばれ出した、というのがもっともポピュラーな由来でしょう。また、この説にも、「あえて高級感のあるメロンに寄せた」説と、「偶然表面がひび割れてメロンに寄った」説があるようです。
メレンゲがメロンに
ふたつ目の由来として、パンの上のビスケット生地にメレンゲを加えていたため、当初は「メレンゲパン」と呼ばれていましたが、それが次第に「メロンパン」という呼び方になっていったという説もあります。
「メロン型」を使ったパンだから
西日本の一部では、ラグビーボールのような形のパンが「メロンパン」と呼ばれることは前述した通りです。それらは、洋食店でライスを成型するために使われる「メロン型」という業務用調理器具で形作られていたため、メロンパンとなったようです。
また、そのラグビーボールのような形が、ウリ科キュウリ属でメロンの仲間である「マクワウリ(真桑瓜・まくわうり)」に似ていることから、メロンパンと命名されたという説もあるようです。
らしいっす…