2022年2月5日 作家 西村賢太が亡くなった
何かいい言葉はないかと目の前に置いたあった同作家の文庫本を開いた
見つからなかった
もともと恰好のつくような言葉を綴る作家ではない
ただよさげな言葉を探していたはずが、いつしか読み進めてその卓越した妙文に気づけば声を出して笑ってた。
人間の滑稽さどうしょうもなさを飾らず生々しいまでに綴った同氏の小説を読むといつも声を出して笑ってしまう。
私の中では間違いなく近年No.1の作家 西村賢太が同小説にも掲載するぐらい
大好きな小説家 藤澤清造の言葉を借りました